代表質問を聞いて
2007年10月04日
各党の代表質問が始まりました。昨日は民主党の鳩山幹事長、自民党の伊吹幹事長、そして補足質問として民主党の長妻議員がされました。
福田総理の話し合い路線が顕著に感じられました。自衛隊補給艦の給油問題にしても「とにかく話し合おう」という姿勢です。聞いててここまで低姿勢にならなくてはいけないのか、とも思いましたが今の衆参議院の実情を見ると仕方ない点もあります。またこれといった派手さがありません。かっこいい言葉を振りまいて日本の政治をリードするというところもありません・これは謙虚さ、正直さの裏返しでいいんですが、今まで小泉、安倍総理と刺激的な言葉とパフォーマンスに慣れているだけに、時間が経つと物足りなさを感じてくるかもしれません。
それにしても民主党は党首の小沢代表が質問に立たないのはおかしい。また自民党の伊吹幹事長の質問の際は席を立っていったことは、マナーに反します。
長妻議員の質問はパフォーマンス中心。質問項目８０項目を並べて質問されるのもいいけれど、やはり的を絞ってメリハリの聞いた質問を、そして自民党もうならせるような質問を期待しましたが、どうも嫌がらせ的質問という印象は否めませんでした。
これが代表質問だ、と感じられる格調高い質問は聞かれないんでしょうか。