人と会うこと
2007年05月17日
なんだかんだと言っても、国会は安倍ペースのようです。昨日の党首討論もこれといった盛り上がりなし。盛り上がらないということは、攻めるほうが攻め手を欠いているということで、政策的に行くと安倍さんは「やる」と言ったことをやっているから強い。やはり政権政党は、失策や金銭上のスキャンダルがない限り強いようです。
それでも何かしら靴の上から足をかくような、隔靴掻痒(かっかそうよう)の感があるのはなぜだろうかと思います。自動車や電化製品、液晶関連企業が好調で景気を引っ張り、バブル期の好景気を越した、と言われ、失業率も低くなっていると評価されています。しかし、その一方で中小企業、一次産業、特に地方は青息吐息の状態です。
その解消の抜本策を聞いても、考えてもなかなか説得力あるものが現れません。憲法改正も教育再生も間違いではない。しかし、その内容となると何となく空虚に思えます。時代の流れであり変化、と言ってしまえばそれまでですが心を揺さぶるものがないようです。
そんな時、自分は何をやるべきか、色々考えて、やはり出来るだけ多くの人に会うことだ、と思いました。新聞記者のときネタに困ることは常でした。そのとき先輩から、そんなときは記事にしようと思わないで、とにかく人と会って話を聞け。それが後になって効いてくる、と言われていました。
さまざまなものの答えは、人の心にあり。それを思い出し「聞き行脚」を続けます。
明朝の辻立ち7時20分菊陽武蔵丘北、7時50分菊陽石坂交差点、8時10分菊陽役場北。