結婚式の挨拶
2007年05月14日
昨日は中学校の同級生が母親である娘さんの結婚式に出席しました。結婚式は月平均二回から三回出席します。年30件程度。そのほとんどで挨拶があります。いつもワンパターンの挨拶ですが、出来るだけ相手を知って、そして今話題になっていることを取り入れながら、結婚や家庭の大切さを話すことにしています。
昨日は「母乳を飲ませましょう」「子守唄を聞かせましょう」「演劇を鑑賞しましょう」などの子育ての提言をしようとした「教育再生会議」が余りにもバカバカしいので、「税金と時間を使って学者や企業経営者が出した結論がこの程度ということは子育てにプロはいないということ。やはり子育てのプロは父母であり、祖父母であり、代々その家庭を作り上げてきた人たちである。その継承がうまくいっていないことに問題がある。だから父母をはじめ、先人を敬い参考にしながら、また一つ自分たちの家庭の味を付け加えようと努力することが、本当の家庭づくりですので、二人でしっかり話し合いながらやってください」と挨拶しました。
教育再生会議にしても、ふるさと納税にしてもどうも小手先の選挙目当ての提言ばかりが目立ちます。税財源の地方への配分はもっと抜本的なところで論議しなくては、ふるさと税が地方に入ってきても、地方に配分される地方交付税交付金が減らされるなら一緒です。頭のいい財務省が地方分権の格好はつけても財源はしっかり守っているほくそ笑みが目に浮かんできます。
教育再生会議も一緒。だから結婚式、披露宴は大切。親から子への家庭づくりの継承のセレモニーであり、新たな家庭づくりの入校式でもあるのです。このような積み重ねが、家庭や子育てや教育をつくっていきます。派手な有識者のパフォーマンスが教育をつくるのではないと、式を見ながら感じました。
明朝の辻立ち7時20分西合志、8時合志交差点。