教育再生会議の論議の内容
2007年04月30日
・・今日は振替休日だったんですね。朝気づきました。しかし辻立ちは予定通り。さすが連休中とあって阿蘇の玄関口立野は7時20分にもかかわらず車が多く走っていました。しかし長崎や福岡など県外ナンバーが多く「このおっさん、何をやっているんだろう」と窓を開けて珍しそうに見ていく人も・・。明日もやります。
・・教育再生会議には期待しているんですが、どうもマスコミから流れてくる最近の提言や論議の内容をみていると「おかしいな」と思うことが多くあります。「母乳を飲ませ子守唄を聞かせよう」「演劇をもっと鑑賞させよう」「親にしつけをもっとしなくては」などなど。最もな論議ではあるんですが、こんなことが教育再生につながるのか、もっと本質的なこと、技術的なこと制度上のことを論じるべきではと思います。
・・私が期待したのは国の教育の方針を決めるのは「中央教育審議会」。しかしこの審議会が役所と一体となっていて思い切った提言を出せない。そしてスピードも遅い。学者中心で形式化している、と感じているからでした。しかし、教育再生会議もこの程度のことでは、中央教育審議会のメンバーからは軽くあしらわれるでしょう。
・・小学校から公立の学校を選択性にする「バウチャー制度】などは一つの提言としては耳を傾けなくてはなりませんがその是非についてのもっと教育的な論議をする事などのほうが大切と思います。私はこの制度には反対ですけれど。
・・教育再生会議のメンバーは有名な方々ばかりです。いわば勝ち組みの方々。その勝ち組みが自分が勝って来た人生をたどって、自分だけの意見を述べてもそれが日本全体の人材育成につながっていくのか。疑問に思えてきました。時には負け組みの反省を込めた意見も必要かもしれません。また子供達の意見も聞いていいのでは。さらに日本に帰化し、日本で暮らす外国人の意見も参考になるかもしれません。そんな幅広い意見の中から確実に実行しなければならないものを政策化していくことが大切と考えます。
・・明朝の辻立ち7時20分西合志、8時合志。