暴力を倒せ
2007年04月18日
長崎で起きた選挙中の伊藤市長の銃殺事件はひどい。私の友人がフィリピンにいて「選挙になると候補者が何人か殺される。気にくわないと相手を消すということがこの国では平然と行われる」と言っていましたが、日本もそこまでになったのか、と言う気もします。
それにしても安倍総理の昨日の段階での談話はいただけない。「捜査当局において厳正に捜査が行われ、真相が究明されることを望む」とありました。候補者の一人である現職の市長が選挙中に銃撃にあったというのに、「捜査云々」などと言っている場合だろうか、と腹立たしくも感じました。「暴力は絶対に許せない」など強い暴力に対する批判を何故言えなかったのだろうか、と思います。憲法問題や教育問題などでは断定的に強い口調で言われる首相だけに残念です。
長崎というと、暴力団や特定の団体に甘いんだろうかとも思います。私の前回の選挙の時、誹謗中傷をネットで流していたのも長崎の団体だったようです。前回の本島市長のときの銃撃事件も含め何故長崎か、いろいろ考えたくもなります。
それにしても前代未聞の事件。徹底的に調べて欲しい。そして強硬な姿勢を示して欲しい。でないとアメリカのようになるし、ならず者が跋扈(ばっこ)する日本になってしまいます。
明朝の辻立ち7時30分植木町。