町議会議員選挙
2007年04月17日
今日から町議会議員選挙です。菊陽町の選挙には定数18に対して19人が立候補をしました。そのほとんどを朝から回りました。国政選挙や県議選と違いそれぞれが思いのままに選挙運動を展開し、手作りでなかなか面白いものです。
ある候補者は自転車部隊を連ねて街頭活動です。マイクを前にすえて全町を回るといいます。簡易なエンジンがついていますので、くたびれはしないでしょうけど、選挙カーに比べると大変な労力です。ある方はご主人が軽自動車の選挙カーに乗り、奥さんは自分の車でポスターを貼っていらっしゃいました。夫唱婦随、夫婦共同の選挙運動です。
また自分で回りながらポスターを貼っていらっしゃる方もおられました。自宅に行くと奥さんが一人留守番。「今回で三回目ですからねー。今度落ちればあきらめもつくでしょう」と、こちらは孤独派。農村部に行くと地域上げての運動です。お祭りと一緒。丁度昼食時に行きましたら「上がって食うていきなっせ」。40人くらいの方々と一緒に昼食。そんな所が二軒も続くとおなかパンパンです。「このままだったら次に行く所も断れないなあ」と昼食時は事務所で休息。農村部はやはり部落挙げての共同作業の選挙です。
個性的な選挙。地域上げての選挙。たった一人の選挙。それぞれのスタイルがあってなかなか良いじゃないですか。願うことならそのスタイルを貫いて、買収など間違っても起こさないで欲しい。そううすると選挙とは素晴らしいイベントです。
政治はやはりそれぞれの主張のぶつかり合いと妥協と協力で最もいい方向性を探り出していくという作業です。選挙期間の主張、必死さ、正直さ、謙虚さを忘れないでいたいものです。自戒もこめて・・。
明朝の辻立ち7時20分阿蘇内牧、8時一の宮。