団地の結束

2007年04月16日

 昨日はある団地の花見に呼ばれました。仲間の十数人での花見だろうと思って出かけましたら、90戸ほどの団地全員参加の花見でした。親子、老若男女150人近くはおられたと思います。まさに団地あげてのお祭りです。
 その団地は30年ほど前に開発が始まりました。今は最初に入られた方は80歳ちかくです。若い人もかなりおられました。しかし、二代、三代という家族は少ない。自分が家を建てたけども子供たちは他の所で過ごしている、という家庭が大半です。団地にいかに子供達が帰ってくるか、が課題でもありますが、一代か二代で新しい人に代わる、というのもまた団地の特性かも知れません。
 その団地は新しい若い人たちが、次々に家を建てて大きく膨らんでいるようです。今後どのようにコミュニティーが進展していくかが問題です。
 私が住んでいる地域は、農村の既存地域でもう何代もそこで生活している人ばかり。家柄、人柄が歴史から自然と分かるようになっています。そして地域社会を守っていくために決まりごとも厳しい。冠婚葬祭から共同作業まで、まさに地域が家族同然です。それが嫌で帰ってこない人もいます。しかし私などはそれが当たり前と感じていますのでこれほど良い所はありません。
 昭和50年代以降に出来た団地。今後二代、三代となっていくなかで、既存地域と同じようになっていくのか、また違うコミュニティーを創りあげていくのか、難しい作業です。
 明朝の辻立ち7時20分西合志、8時合志交差点。