国会は・・・
2009年01月26日
今午後7時。本会議の開会(本日2回目)待ちです。今日午後2時半から1回目の衆議院本会議が開会され、参議院から回ってきた第二次補正予算の修正案(定額給付金を削除したもの)を否決しました。このため先に衆議院で可決した政府提案の二次補正予算が衆議院の優越で成立することになりました。
そのための報告と話し合いを両院議員でやるのですが、民主党が手順に間違いがあるとしてこの開催を拒否しているのです。もう子供の駄々っ子と一緒です。憲法で決められたことに対していちゃもんをつけて、流そうという手段。あるいは定額給付金だけを国民にアピールしようという狙いでしょうか。
確かに定額給付金には色々な問題点があります。また今の自民党はマスコミでたたかれ、支持率は落ちて危機の瀬戸際にあります。しかし、審議そのものはしっかりやっています。私も総務委員会、予算委員会、そして本会議と見てきましたが、何もごり押しして採決することはありませんでした。本会議の時は民主党は退席しましたが、あれは自分たちの思うようにならなかったから。自民党がアンフェアーなやり方をしたからではありません。
民主党もマスコミの応援を得て、一方で支持率が上昇して、政権交代が目の前に現実味を帯びてきたからといって、あまり思い上がらないで欲しい。自民党は苦しいです。国民の信頼もなくしています。しかし、景気を何とかするために、全国会議員が本当に真面目に全力投球していることは事実です。自民党の部会では対民主党の時の論戦より、もっと激しい論戦が、上げ潮派と財政再建派で行われています。国家、国民のための熱意は民主党より数段上であると確信します。
しかし、なかなかそれが皆さんには伝わりません。しかし、いつかは分かってくれると思います。ひたすらに真面目に政治を続ける。それが私の使命でもあり政党の役割です。いつ再開されるか分からない本会議を待ちながら、少し感情的になりましたが事実はそうです。