政治決戦になるのかな

2007年03月27日

 平成19年度予算が成立しました。国会も一段落です。「政治と金」「事務所経費の問題」もあれ程騒いでいたんですが、新聞、テレビで報道しなくなりました。マスコミとはそういうものです。相乗効果をねらい報道するときは馬に食わせるように報道しますが、いったん収まると全くなりを潜めます。様々な事件、事故の場合も全てそうです。特に国会で取り上げなくなったら、報道はやみます。それは自分の取材より、国会で取り上げることの現象を報道しているからです。
 本当に取材力があるかどうかは、国会や様々な場面で取り上げなくなったこれから、各社試されるところです。独自の調査をして克明な事実の報道をするのを「インベスティゲイティブレポート」言い、以前は脚光を浴びました。「ウオーターゲート事件報道」や立花隆氏の「田中角栄金脈報道」がそうです。
 しかし最近はそのようなしつこい記者やノンフィクションライターは少なくなったようです。新聞、テレビ各社も合理化により人員削減でそのような余裕はないようです。表面に出てきた現象を追うだけになっています。本来ならジャーナリズムの危機なのでしょうけれど。
 また野党の方も調査の点では情報不足です。政治決戦も何をテーマにやろうとしているのかもう一つ不透明です。本当に政治決戦になるのかなあ、という気がします。
 私の場合やはり自分の選挙で国民、県民に訴えてその判断を得る、というのが常道です。日常活動に努めます。
 明朝の辻立ち7時30分菊陽石坂交差点。