総裁選本格化

2008年09月05日

 昨日は総務省の出先機関で、年金問題で社会保険庁の判断に納得行かない国民の方が、再度年金の支給を訴えることが出来る「第三者年金委員会」と統計事務を行っている統計局、「統計事務センター」を視察しました。
 第三者委員会は年金をちゃんと納めたはずなのに貰えない、と言う訴えを、調査員が当時にさかのぼって調査をして、そして弁護士や社会保険労務士さんなどで構成される「第三者委員会」で公平に判断するというものです。その数は膨大。今年度中に5万件の処理をするということで急ピッチの作業が続いていました。
 統計センターはさらに大変な作業です。家計簿の調査などは全国の主婦にお願いして家計簿を書いてもらい、その月の生活負担がどうなっているかをその月のうちに調べて公表する作業です。ダイコン、コメ、被服、家電製品など家計簿は固有の名前で出てきますのでそれを数字に直して類型化して、全体のお金の使い方を調査すると言うもの。女性の職員の方が懸命に頭で暗記した数字を入力されていました。高級官僚の天下りの問題などが叫ばれて久しいのですが、末端の職員は真面目に懸命の仕事をされています。
 いよいよ自民党の総裁選挙。乱立模様になってきました。今回は各派閥とも自主投票です。何がどうなるか分かりません。私もじっくり政策を見比べながら、色々な状況を勘案して日本の現在の状態を何とかできる人を首相として推していきたい。そのための情報収集を暫くしていきます。