「選挙」と「防衛」
2005年04月25日
昨日は福岡二区の補欠選挙でした。私たちの親分である山崎拓さんが再起をかけて戦いました。みんな、山崎さんのことをいろいろ言いますが、私たちにとっては本当にいい人です。人情家で色々気も使ってくれるし、政策にも明るく政治の勘も実にするどい人です。
しかし、今回の選挙は厳しく当落は夜の10時すぎになるだろうと思い、熊本を9時前に出ました。ところが、道中に、もうバンザイが報道されました。嬉しいやら、間に合わなかったのでがっかりやらです。ホテルに着き、同僚議員とうまい酒を飲みました。
翌日は10時から委員会の質問です。7時に福岡空港を出ました。今回は防衛庁の機密漏えい問題を取り上げました。四月に、防衛庁の技官が潜水艦の機密を漏らし、それが中国に渡ったらしい、という事件がありました。どんなに兵器や、ミサイル防衛システムを作り上げても、運用するお膝元がこれでは何にもなりません。特に日本の潜水艦の技術は高く中国、ロシア、北朝鮮などが鵜の目鷹の目で狙っていると聞いています。日本はどうしても、こういう機密漏えいやスパイには甘くなりがちです。外国の法体系や、重い量刑を例示しながら、日本も今一番防衛問題の大切さが認識されている時だからこそ、機密漏えい防止のための法体系の整備をしなければならないと訴えました。
大野防衛庁長官も「まったくおっしゃるとおり。今後色々な点で検討をして参りたい」と答弁しました。
その後は郵政問題です。論議は深夜に及んでいます。午後9時から再開です。現在休憩時間に入っています。