問題の本質

2007年03月19日

 一昨日の会合で先輩から「お前は辻立ちをしているんだろ。今の政治と金の問題をもっと強く言え。国民の政治家に対する説明責任の欠如についての不満は最高潮に達している」と言われました。確かにどの会合に行ってもその話がまず第一番に出ます。政治家の事務所経費の問題とその不透明さに対する政治家の説明不足、これは明らかに国民を軽んじている証拠ですし、政治家としての自覚に欠けると思います。また私と話すからそんな話になるのだと思います。
 しかし私から言わせると、それは今に始まったことではない。以前からその体質については訴えていた。私の訴える説得力の弱さもあったんでしょうが、選挙のときに気づいて欲しかった。
 それにもっと重要なことは、事務所経費の不透明さと同時に、その奥にあるさまざまな暗部をえぐりだす事、こちらの方がより政治浄化の意味では大切です。
 事務所経費という名目でいろんな所にお金が使われていると思います。政治ですからある程度は目をつぶらなくてはいけない所があるかもしれません。しかし、それが跳びぬけて大きいということは、目をつぶらなければならない支出が多すぎるということ。それは闇の部分のつき合いが多いということではないでしょうか。
 政治は元来、国民と政治家の間で行われるもの。また生活の手段である企業や団体との間でオープンに行われ、少しでも生活や社会を過ごしやすいものにして行こう、というものです。公開できない部分が必要以上に多いということは、公開できない企業や団体との間の支出としか考えられません。そんな部分が多いなら、本当にお天道様の下で一生懸命に働いている国民にとって、何のための、誰のための政治家かーということにならないでしょうか。
 明朝の辻立ち7時20分西合志、8時合志交差点。