社会人としての一歩

2007年03月08日

 卒業する4年生を前に、授業をしました。みんな就職が決まり社会への一歩を待つばかりの人材です。この際と思い少し難しいかも知れないけれど、今の世界の情勢、日本の政治・経済・財政事情、日本としてとるべき道、その中で医療・福祉の分野に入っていく皆さんに何が大切か、ということを私のつたない体験と知識を元に話させて頂きました。
 時間はいつもの90分。日米、日中、米中、中東の情勢から始まって、日本の予算、借金、増大する社会保障費の行方、教育方針などです。そのことを頭の片隅に入れてもらって、社会人として、今後何が大切かを話させてもらいました。
 一言で言うと「聞き上手になれ」。素直に聞いて初めて物事が始まる。そこから自分の考えを少しずつ組み立てればいい、という趣旨のことを話しました。今の自分にも言い聞かせるつもりで話をしました。最初眠たそうだった学生たちも、終盤は真剣に聞いてくれました。どのくらいみんなが納得して聞いたか分かりませんが、是非新しい世界で、くじけずに頑張って欲しい。明後日はその学校の卒業式です。
 明朝の辻立ち7時20分菊池市、8時大津。