全国どこも同じ苦しさ
2008年04月08日
日曜日は宮崎3区から出ておられる古川禎久代議士のパーティーがありましたので応援に行きました。古川代議士は同じ派閥であるだけでなく、私が落選している最中に私の応援にきてくれていました。合併で人口17万人になった都城市でありました。
山崎拓会長の基調講演があり、また応援に駆けつけた熊本5区の金子代議士、福岡11区の武田代議士らとともに挨拶もさせてもらいました。パーティーの会場で皆さんの意見を聞いて回りましたがおっしゃることは熊本も宮崎も同じです。
「食料の自給率を上げないと日本はダメになる」「今度スタートした後期高齢者制度は負担が重いね」「もう医療の現場は崩壊状態です。余りにも医師のやることが多すぎる」そのような声が農業者の方から、主婦から、歯科医師の方から聞かれました。
予算の削減と自己負担の増加。日本が輸出産業に頼らざるを得ない事から来る、食料の過度なまでの輸入現状など、みなさん核心をついておられます。それに社会保険庁の不祥事などが加わって、自民党の評判も会場でさえ余りよくありません。しかし民主党になるとこれは全く信用できない、だから自民党に頑張ってもらわなくては、というのが皆さんの意見です。
いずれも難しい問題ばかり。しかし、あくまで現場を大事にしながら声を取り入れ政策として実現させていかなくてはなりません。話を聞く謙虚さと政策実現のための政策能力、それに税金を一円たりとも無駄にしない、という強い使命感が大切と改めて感じました。
今日は朝からWTОの現状の報告がありました。各国日本への農産物輸出を虎視眈々と狙っており、それを世界の共通ルールにしようという魂胆。日本が韓国などと共同戦線を張って強い絆で防御しないと数の力と戦術でやられてしまいます。