再び道州制

2008年04月03日

 連日道州制の勉強会が続きます。今日も午前と午後二回ありました。一口に「道州制」と言っても中身はいくつかに分かれています。
 「道州と国の役割分担」「道州の議会と立法権」「道州と財政制度」「道州と基礎自治体」「道州の区割り」などです。それぞれ分科会に分けて論議します。今日は道州の立法権と国の法律の関係。国防や外交は国の専権事項としても、教育や社会保障、農林漁業など生活文化に関わる分野で国がどこまで関わることができるか、一つ一つ点検していくと難しい。かなり細かな所まで論議していかなくてはなりません。
 更に立法過程でどこまで国と道州が一緒に参加していくことができるか、などまだまだ詰めていかなくてはならない所は一杯あります。久々に図書館に行って法律の勉強をしました。細かく詰めていけばいくほど面白さが増してきます。法律とはそういうものです。しかし、余り詰めすぎると大きな問題が見えなくなります。細かく考えながらも、全体として国のかたちや国と地方の活性化をどう図っていくか、など両面を考える幅広さも持ち合わせていなくてはなりません。幅広いテーマです。
 まだまだこれから勉強しなくてはならないことは多い。しかし後10年後には導入の計画。うかうかして入られません。