知事選終了
2008年03月25日
熊本県知事選挙は蒲島郁夫さんの圧勝で終わりました。蒲島さんを応援した私としてもホッと一息といった所です。蒲島さんには余り政党の枠にとらわれず、思い切って県民のための政治をしてもらいたい。自民の支持者も民主の支持者も、蒲島さんに向こう4年間の県の政治を託したわけですので、少々の政党の抵抗があっても自らの考えを貫いて欲しいと思います。それだけの学識と経験、人生訓を持った方ですので期待しています。
今回の選挙を通していくつか感じることがあります。一つは今の国の政治状況について、有権者の皆さんが不信感を持ち政治から離れようとしていること。それが地方自治体の知事選挙とはいえ、投票率の低さになったと思います。5人の候補者の政策に大きな違いはなく、それが選択の幅を狭めた、というのも一つの見方ですが、政治に対する不信が投票を棄権するという行為になったのも事実です。
更に自民党も支持が低下傾向ですが、民主党はもっと低下しているようです。本来なら鎌倉さんの得票はこんなもんではないはずです。知事選挙だけみて判断してはいけないかもしれませんが、これだけの大差がつくということは民主党の現在の国会戦術が国民に受け入れられていない、ということです。わがまま一杯の現在の国会での審議拒否、と国民は見ている、私もそう思います。
さらに首長選挙となると政党を前面に押し出すよりやはり今のような政治情勢なら県民党で行った方がいいな、と感じた次第です。
私の選挙区は4人の関係者が立候補して、終戦処理が大変ですが、誠意を持ってこれからの政治のあり方を訴え皆さんに理解をいただきながら、進みたいと思っています。