いったいどうなる政局

2008年03月19日

 今日衆議院本会議が開かれ日銀の総裁候補として田波さんの同意案件に賛成の起立をしました。多分参議院では不同意でしょう。とうとう空白期間が生じることになります。いったい日本をどうしよう、というのでしょうか。
 いろいろな人に話を聞いてみると民主党内もまとめられる人物がいないそうですね。小沢さんは財務省出身でもいいのでしょうが、それを説得できる人がいない、こちらも組織政党の体をなしていません。困った話です。もし財務省の人間だからいけない、というのであればこれからも、筋を通して少しおかしい所は下手な妥協はせずに、全て否決して欲しい、そうすると国民生活がいかに混乱するか、その責任がどこにあるか、が分かってくると思います。
 また、自民党のほうも官僚政治との決別を考え、さまざまな努力をしなくてはいけない時期に来ました。結局財務省の人物が一番信頼が置けるから、国際関係に秀でているから、日銀総裁という重たい椅子にふさわしいから、ということでしょうが、裏を返せば民間にそれだけのパイプがない、ということではないでしょうか。
 これが小泉内閣だったら、最初から民間人を探してきていたでしょう、その是非はともかくとして。政治の主導ー「言うは易く行うは難し」です。
 自民党内では色々な動きも出てきそうです。政局は波乱含みです。