日本や世界はどうなる

2008年03月14日

 大げさに言うなら眠ってもいられず、今朝は5時に目が覚めこの日記に向かいました。昨日もその前も、最近の勉強会で出てくることは、今の日本の政治の無策、緩慢さに対する経済界、外交官、ジャーナリストからの「いったい政治は何をしているんだ」という批判の声ばかりです。
 昨日の朝は国際的に著名な経済人の話を、夕方は日米問題に精通しているこれも日本では著名な国際ジャーナリストの長時間にわたる話を聞きました。
 アメリカ経済が危機に瀕している。それに対して日本は全く策を講じようとしない。すでに日本は世界から無視されかかっている。まさに米中、中ロ、EU対米国などこの国際経済の難しさと、安全保障が絡む中に日本の経済の影響力や外交の軸がどこにあるのか、最近ヨーロッパだけでなく米国も疑い始めている、というような話でした。
 折も折、昨日は円が1ドルついに100円割れ、原油や金は相変わらず暴騰しています。せっせとドルで貯めた外貨はどうなるのか。ドル決済の輸出中心の日本経済はますます窮地に陥っていくのではないか、そんな話ばかりです。そのような時に、日本の中央銀行・日銀の総裁が決められない、ガソリンなどの税金は決着のめどがつかない。政府だけでなく、地方自治体も平成20年度の歳出予算はもう決めているのに肝心の歳入源が決まらない。まさに機能不全の状態です。
 民主党のせいだけでもないでしょうけれど、ここは政治を動かさないとこのまま沈没のタイタニック号になりかねません。「何とかしよう」と発言はしているんですけれど、わたしのようなまだぺいぺいの国会議員ではどうしようもありません。しかし継続は力ですから、あきらめずに叫び続けます。