政治空白をなくそう
2008年03月01日
昨夜は午後9時40分に衆議院本会議が開会しました。委員会に出席していた議員以外はそれまでそれぞれの時間のつぶし方をしていました。多分国会は明け方まで続くだろう、と食事もして勇んでいったんですが、民主党が出席しません。本会議場の半分近くは空席です。
本来なら来年度の予算を決める大切な国会ですので、各党が出席してそれぞれの意見を述べ合うのに3時間くらいはかかるはずです。それから採決に入りますので、その日をまたいで少なくとも翌日まで、と思っていたんですが拍子抜けです。しかし、共産党は出席して予算案に反対する自らの意見をちゃんと述べられました。
このため意見の開陳(賛成、反対討論)は1時間弱で終了、午後11時前には平成20年度の予算案は衆議院で可決されました。
民主党は不満も一杯あるでしょう。しかし、審議は例年以上に時間をかけてなされました。国民生活がかかった国会の中で最も大切な法案です。それを自らの理由だけで欠席なんて国民の皆さんに対する責任放棄です。駄々っ子と一緒です。
もちろん、イージス艦衝突に絡む防衛省の二転三転の答弁、国土交通省の天下り先への安易な発注など、私たちも腹の立つことばかりです。しかしそれはそれ、別の委員会などで究明すればいいことです。予算を決める本会議だけには出席して欲しかった。
私も山鹿市で国政報告会を予定して、知事選の候補予定者も呼んでいました。本来なら本会議を欠席して、地元に帰りたかった。しかし、国会議員の仕事は国民全体の生活を安定させることです。そのため、国政報告会の方を欠席して、女房にお詫びの言葉を述べてもらい、私のメッセージを読んでもらいました。私たちはここまでしているのに、と民主党には残念な気持ちです
それにしても山鹿市の方々申し訳ありません。300人ほどお集まりいただいたということでした。しかし、事務所に聞きましたら事情は十分理解している、大切な国政が優先だ、とほとんどの方にご理解いただいたと聞きほっとしています。有難うございます。また頑張ります。今朝これから熊本に帰ります。