続郵政問題

2005年04月07日

竹中郵政担当大臣を招いての「自民党郵政関係合同部会」がありました。
竹中大臣自らが来て自民党議員の疑問に直接答えるということで大変な集まりとマスコミの数でした。
「何故今、民営化が必要なんだ」という質問に対して大臣はこう答えました。
「郵政公社の職員の皆さんが頑張っているのはよく分かる。しかし今のままでは、郵便も貯金も保険もいずれ先細りになる。今、制度変更しておかなくてはいけない」
結局、この部分が今の時点での一番の問題点だと思います。
「郵政公社職員は頑張っている。それは将来の赤字を防ぐため、そしてスタートしたばかりの郵政公社を定着させるため」と私は思います。
それなら暫く今のままで行くべきではないか。公社の頑張りに任せるべきではないか。
将来やはり赤字の現実がでてきたら、その時改めて、国民合意の下に民営化案を検討していくべきではないかと思います。
今、何が何でも民営化といのは「将来に備えて」という以外の狙いがあるように思えて仕方ありません。
それにしても、自民党はこれだけ喧々囂々、カンカンがくがくの議論をやっているのに民主党は高みの見物で気楽なものです。
これが与党と野党の違いなんでしょうか。