食はやはり自分の力で
2008年02月01日
中国産の餃子に農薬が混入してそれを食べた方々が大変な被害にあわれたことは私たちにとっても大きなショックです。
まずなぜそんな劇薬が混入していたか、徹底的な調査が必要です。驚きは職の安全に一番気を遣っているはずの生協が中国からの冷凍食品輸入に関係していたという事。またＪＴが食品産業にこんなにも進出していたのか、というのも驚きでした。
日本人の食に対する神経の細やかさは大変なものです。しかし一方でレトルト食品のような簡便さに対する飛びつきの早さにも驚かされます。さらに外食産業などの普及も驚くばかり。神経質さと無神経さが同居しています。
中国食品を輸入停止でもすれば、大変な経済混乱になりますのでそれは出来ないでしょうが、やはり中国製品は食品に限らず注意したほうがいい。と同時に食に対してはやはり自らの力でつくったものを食べる、その土地にあったものを食べるという「自給態勢」や「身土不二」をもう一度考えて、政策の中で実行していかなくてはなりません。食に対する政治の重要さはこれからますます高まっていきます。