北方領土問題

2005年04月04日

午前中「北方領土返還要求運動都道府県民会議全国会議」から北方領土返還促進を求める要請と請願を受けました。
沖縄、北方問題特別委員として、委員長ら委員のメンバーとして立ち会いました。
目の前に100万人の署名簿が提出されました。
100万人というとかなりのものです。願いの強さを感じました。
高橋北海道知事らが、北方4島一括返還への思いを述べられました。
最近、尖閣諸島や竹島問題で中国、韓国が騒いでいますが、私たち日本人にとってまず解決しなければならないのはこの北方4島です。
もっと強く国民運動として訴えていかなくてはいけません。
同時にいつも言うことですが、領土問題と国境という事に対して敏感になるべきです。
私たちは永年、四方の海が日本を守ってくれると思ってきました。
しかし、科学技術が発達した今、海は陸上と同じになりました。
海底資源、海上資源、ミサイル攻撃、海上・海中攻撃など内陸部と同じように調査も探査も、採掘も、侵攻もできるようになりました。
そして海上の数少ない砦が島です。
北方の島々、竹島、尖閣諸島、沖ノ鳥島などなど。
これらを放って置くと徐々に国境は狭められてしまいます。
海底の資源も採られ放題、海上、空中もいつのまにか狭められ、いつ攻撃されるか分からないような窮屈な日本の周辺になってしまいます。
島々をしっかり守り、固有の領土は世界に訴えて取り返す日本政府と日本人の強い決意が必要です。それが後世への我々の役目です。頑張りましょう。