基本を守る

2007年01月10日

・・「清貧」という言葉がありますが、この言葉が絶えて久しいように思います。「以前の政治家は清貧であった」ということを聞きます。行いが清らかでそのために貧乏していること、と辞書にありました。
・・政治家の金にまつわる話がまたぞろぞろ出始めました。一億や数千万円。記載もれや架空の金額など次々に出てきます。今の私のような生活をしていると、億や数千万円など手の届かない話しです。政治資金パーティを年一回やってそれで頂いた貴重なお金を、一年かけてちびちび遣っている身としてはうらやましい話でもあります。
・・しかし、何故そんなにお金がいるんだろう、あるに越したことはないけれど、とりあえず必要な分だけ確保できればいいのではないか、と思います。後は辛抱しながらやっていけば何とかなると思います。少なくとも今までは私自身の場合何とかなって来ました。
・・政治家は選挙と日常活動があるので確かに普通の人よりお金が要ります。しかしある分で我慢すればいいではないか、と考えるんですが、一方で「いや政治は酒池肉林の中でやるもんだ。権力闘争だから」という人もいます。だけど私はそんな政治手法はとらない。無理して借金してそれを返すためだけに政治をすれば、それは無理な集金に走らざるを得なくなり、政治の本来の道からはずれてしまいます。政治の基礎の基礎と思うんですが、永年やっているとそれを忘れがちになるんです。
・・新聞やテレビの「政治家と金」の報道を見ながら、改めて基礎を大切にしたいと思います。「清貧」なる政治家でありたい。
・・明朝の辻立ち7時30分菊陽武蔵ヶ丘北、8時光の森、8時30分菊陽役場北。(明朝は布田悟町議と共にやります)