日本のモデル[団地]
2006年12月10日
・・昨夜は600戸ほどの団地でミニ集会でした。主な役員の方が20人ほど集まられました。団地の悩み、これからの課題などを聞きました。その団地は30年程前に開発されたものです。そして一番活気があった頃は子供会200人、老人会90人だったそうです。しかし今はそれが完全に逆転しているそうです。老人会200人以上、子供会90人。
・・団地は日本の急激な発展と少子高齢化のモデルです。今日も社会保障審議会が2055年、今から50年後の日本の社会の人口構成を発表していましたが、現在の1億2千700万人の人口は8000万人台に。65歳以上は現在の22パーセントから40パーセント台に。そして労働人口も現在の半分になる、と予測していました。労働、年金、医療、介護などの社会保障政策が待ったなしです。
・・その団地も皆さんが努力して、生活環境を高めたり、ふるさとづくりをされたりしていますが、少子化に加え、若者は別のマンションに住んだり、アパートに行ったりで出て行くのが多いそうです。団地でさえこうですので、農村部の過疎地は言うに及びません。
・・団地と農村部の交流をやると同じ悩みや問題が出てきて案外意見が合うかもしれません。70歳、80歳台が多い団地、ますます高齢者に対応できる団地の形に変えていかなくてはいけません。
・・団地対策が上手く行けば、高齢化社会の対応策も何らかの答えが見えてくるかもしれません。
・・今日の阿蘇の辻立ちは寒かった。明日はもっと寒いかもしてません。7時20分南阿蘇立野、7時50分高森、8時20分白水。