ご無沙汰です

2006年11月01日

・・二日間日記を書かないとえらく休んだような気がします。
・・広島の政治パーティーは盛会でした。1500人くらいは来られていたと思います。同僚だった議員も来ておられ同窓会のような雰囲気でもありました。しかし、現職の議員は急がしそうで途中で帰京されていました。
・・パーティーをされた議員の方は、広島出身の元総理の孫娘の婿殿。広島では超ブランドの家系です。それで選挙は安泰だろうと思っていましたがそうでもないらしい。挨拶に立たれた地元自民党県連の幹事長さんが「能力、人格は申し分ないんだが選挙が今ひとつ。皆さん宜しく」と挨拶されておられました。
・・おかしいなあ、と思い同僚議員に「何故だ」と聞くと、相手の民主党候補者も元広島出身のもう一人の総理の秘書を務めた方。自民党公認に敗れたので民主党に回ったとのことでした。元総理の関係者同士の戦いとなれば勢力拮抗。差はわずかで片方が比例復活している、とのことでした。
・・このようなケースは全国いたるところに見られます。これも小選挙区制の弊害の一つです。小選挙区制の狙いは、政権交代が可能な二大政党をつくり、お互いチェックしあうことで、正常な政治体制をつくる、ということですが、実際はこのように自民党で出られないから民主党に回る、というケースが多いようです。議員になりたいための政党という事で、本当にお互いの主張を持った二大政党からは程遠いようです。これなら以前のような5人の中選挙区制は良くないとしても2-3人の中選挙区制が良いのではないだろうか。
・・翌日は東京。夕方に着いてそのまま、それぞれいくつかのグループとの会合へ。結局午後11時までかかりました。こちらは生臭い永田町の権力闘争の話。それぞれのグループが妙案を練っていました。永田町、平河町、赤坂ではこのような権力闘争の会合が、毎晩何十件と行われています。これも政治の、いやこれが政治の真の姿かもしれません。
・・食糧援助、ということで女房から娘に渡すために持たされた果物、野菜などが重たかったこと。アパートに着いたのは午前零時を回っていました。しかし、子供の元気な顔を見るとホッとします。重たい荷物のことも忘れます。毎日報じられているいじめによる自殺で子供さんを失った親の身になって考えると、胸が痛みます。何とかしなくては、と思うばかりです。
・・色々と成果のある二日間でした。
・・明朝の辻立ち7時30分山鹿、8時鹿本。