顔と顔の信頼感
2006年10月28日
・・昨日は急遽上京。永田町への陳情でした。メールもファックスも、電話もあるので私が行かなくても事足りると思っていましたが、「どうしても同行して欲しい」ということでしたので、行きました。
・・行ってみると相手の方は「そんなワザワザ出てこなくても、電話で良かったんですよ」と言われましたが、顔はまんざらでもなさそうでした。熊本から足を運んだ、ということに敬意を表しておられるようで陳情の目的はその場でOKということになりました。
・・さらに陳情以外の話しにも花が咲いて、結構得るものがありました。やはり顔と顔を合わせて話すと言うことは、お金や時間的効率性では代えられないものがあるようです。さらに私が行ったと言うことは、信頼の証明書みたいなもの。このことも大切です。
・・外交も電話会談でなくて、例えば今回の北朝鮮問題一つとっても、ライス国務長官が日本、韓国、中国、ロシアをわざわざ訪問する、それは時間をかけて足を運んで頂いて、という気持ちを相手に持たせそこから解決の糸口をつかもうというもの。足を運んで、顔を見せて、手間暇かけて相手と心の底から話そうとする姿勢を示すこと、そして、そこから生まれる信頼感、というのは外交だろうが、内政だろうが、私達の選挙だろうが、みな同じです。
・・改めて、誠意を尽くすことの大切さを感じました。