社会保障の問題

2006年10月04日

 現在辻立ちで訴えていることは社会保障の充実です。
 安倍政権発足して「憲法改正」「教育制度の改正」といた大きいテーマに取り組んでおられるが。これはこれで大切なことで、進めていかなくてはいけないけれど、同時に足元の社会保障を充実させなくては国民の不安感は募るばかりだ。若者も勤労者も老後の生活の保障がないなら一生懸命働かない。そのためにも、年金改革、医療の充実、介護保険の改善は進めなくてはいけない。大向こう受けする政策ばかりでなく、生活の足元の確立を図らなくてはいけない、と演説しています。
 しかし昨日の国体の高校野球。早稲田実業、駒大苫小牧の両試合で、ハンカチ王子の斉藤投手に田中投手といった高校生に群がるファンは若い女性だけではなく、年金をもらっていると思われる女性やそれに近い女性も結構多い、とテレビが報道していました。元気がいいなあ。韓国スターを追いかける女性もまたしかり。高齢者対策とは何だろう、と思いますが、やはり良いことです。
 何も若いスター、妖艶なスター、座長役者を追いかけるのは年齢を固定してはいけないということを教えられます。それは男性の発想。老いもわかきも一緒になって「ワーワー、キャーキャー」ということはまさに元気な社会づくりの証明でもあります。そう考えると女性のほうが元気がよくて、進んでいる。高齢社会という言葉を使うことさえもはばかられる気がしました。
 しかし、介護、医療で大きな負担に耐えかね、またそれさえ受けられない人がいる、ということも事実。やはり格差なのでしょうか。しかし、それは格差社会とはまた別の問題でもあります。もっと勉強します。
 明朝の辻立ちは早朝の行事のため休みます。