あいまい答弁

2006年10月03日

 安倍内閣がスタートしました。国会での所信表明演説、与野党の代表質問そして答弁。新聞でテレビで聞いていました。
 やはり小泉さんは役者だったなあ、と思います。あの身ぶり手振り、絶叫、ワンフレーズコピーなど面白いものがありました。それに比べると前任者の印象が強いだけに、安倍総理のあいまいさ、おとなしさ、が目立ちます。
 あいまいさは、安倍さんの歴史認識や思想性があいまいなのではなく、よろいを隠されているからだろうと思います。本当にはっきりものを言われるなら、憲法改正だけでなくもっとナショナリズム的なものが出てくるはずです。私は外交防衛に対しては、国家の主張を大切にしますが、戦争責任や対中国、韓国への侵略についてははっきりと、させるべきと考えます。
 自らの国の過去の過ちは認め、さらに自らも反省して、そして立場をはっきりさせた上で、対外的に、日本の主張を明確にさせるべきと考える一人です。ですから天皇陛下が参拝されないような状態の靖国神社はおかしいし、戦犯の合祀も解決させなくてはいけない。しかし、尖閣諸島や竹島、国後、歯舞などの領土については譲歩すべきでないし、国家観は日本人がはっきりと持っておかなくてはいけない、と思っています。
 安倍総理も遠慮することはない、もっと自らの思想、歴史認識をしゃべってもらいたいと思います。
 明日の辻立ち7時20分菊陽武蔵丘北、7時50分光の森、8時20分石坂交差点。