国立高専の生徒の死

2006年09月08日

 山口県周南市の国立徳山高専の土木建築学科の女子生徒が首を絞められて殺害された事件は、犯人と思われる男子生徒が死体で見つかり、何ともやるせない思いです。自殺といわれています。二人が亡くした命の意味は一体何だったのか。これから建築関係で活躍が期待された二人の若者ですが、こういう形で人材が失われることにも、残念さを感じます。
 気の小さい男子生徒が大変なことを犯した、とその重大さに改めて気づき、追いつめられ山中に入っていく様子が、手に取るように分かります。辛かったろう、と思います。自首するくらいの冷静さの持ち主なら、もともと殺害などしていないでしょう。
 今回の事件は誰が悪いんでもありません。二人の家庭環境も立派なものです。高専に落ち度はないようです。しかし、このまま突発的な事件として通り過ぎてしまうには、あまりにもショックが大き過ぎます。
 ではこの事件から何を学び取ったらいいのでしょうか。そう考えて色々思い巡らせてみましたが、何も出てきません。二人の死は何の意味も持たないのでしょうか。辛い事件です。
 少なくとも自分の子供の精神的な変化、親の思いがある程度行き届くような家庭教育には、この事件を契機に一層心がけたいと思います。
 昨日、先の大焼き肉会の打ち上げの焼き肉会をしました。肉を食いすぎて朝から気分が悪い。昼まで絶食です。夜はまた、別の地域の焼き肉会ですから。