決断と理念
2006年07月31日
郵政に反対したいわゆる自民党造反組みの、その後の身の振り方はそれぞれです。造反組みにも友人が多かったので、改めて政治家の変遷を考えさせられます。
青森の津島恭一さんは、議員宿舎が隣、夜はいつも部屋で飲んで天下国家論を言っていましたし、勉強会グループもつくっていたんですが、国民新党へ。先日青森のおいしい果物をいただきましたので電話しましたら、結構元気でやっておられました。
鳥取の川上義博さんは民主党へ。先日日記に書いていた、電話で話したというのはこの人です。郵政に反対したときは地元では大変な喝采でしたので、選挙に負けるとは思っていなかったと思います。刺客は若い官僚出身。川上さんは私と同じ年齢ですので、少しでも早くバッジを付けたいと、小沢さんの勧誘に乗ったと思います。気持ちは分かります。このあとも造反組みのそれぞれの進路が出てくるでしょう。しかし、結果を求める余り自分が歩いてきた政治の理念まで変えてしまうなら、何のための政治か、という事にもなります。
私は当初方針どうりいきます。今のままでもう一回闘う。その姿勢に変わりはありません。苦しいときをいかに耐えて乗り切るか。これからが正念場と思っています。みんな悩み苦しんでいますが、大きな組織の中で安穏としているより、こちらの方が自分の将来のために必ずなっていくと思います。政治を、特に熊本三区を変えるための苦しみにしか過ぎません。
明日の辻立ち7時20分西合志、8時合志交差点。