天皇陛下のお気持ち
2006年07月21日
朝、土砂降りの中辻立ちに出ましたが、あまりの雨脚のため途中で帰り、近くの白川や農業用水路の見回りに行きました。
白川は危険水域いっぱい、農業用水路は何とか余裕がありましたが、このまま一日降り続けば本当に危ないな、と思いました。例年と違い今年は土砂降りの時期が遅い。例年なら六月の下旬にもっとも降るんですが、今年は六月に降って、またこの時期に降ります。ちょっと危ない、後一日が勝負。これであまり降らなければ、梅雨明けまで行くと思いますが、一雨降れば被害が大きくなりそうです。梅雨前線よ、早く去ってくれ。
朝から、昭和天皇が靖国参拝を止められた理由のメモ書きのニュースが報道されていました。A級戦犯について、戦勝国が敗戦国を裁いた「東京裁判」に異論はありますが、歴史の現実としてこれは受け入れなくてはいけないと思います。しかし、日本人にとっての本当の戦犯探しはまだ終わっていません。いつも言うように戦争を引き起こした責任でなく、早期に終わらせられなかった責任、その結果、一般市民を百数十万人も犠牲にさせてしまった責任追及は改めて検証していいと考えています。その意味も含め、昭和天皇のメモに書いてあったお気持ちは大切にしなくてはと思いますし、国民の多くが賛意を示すところだと感じます。