北朝鮮という国家の運命

2006年07月06日

 北朝鮮のミサイル発射問題で、一人でいきり立っていても仕方ありませんので、昨夜国会議員や元国会議員に電話して「どうなっている。また今後どうなるのか」、と聞いてみました。
 皆さん、私と余り変わらぬ情報のようでしたが、一人は「既に、アメリカ、日本、中国の間では話がついている」と言っていました。知ったふりをしていっているのか、正確な情報に基づいているのかは確認できませんが、話はこうです。
 「日米は強硬姿勢を貫くことで合意している。問題は中国だが、中国も北をもう見限っている。後は北をカードとしていかに、対米、対日から中国の国益となるものを引き出すかだ。アメリカは中国に元の切り上げを迫っているが、これを当分見送らせるということで話は出来ている様だ。また日本は安保理決議で中国が拒否権を発動しない見返りに靖国などをちらつかせている。あとロシアもこの際安保理同意を盾に取り、一枚かんでくることになる」と言うものでした。
 もしそれが本当なら、先の大戦で日本の敗戦が確実になったとき、ポツダムやヤルタで連合国の会談が行われ、日本無条件降伏後の分け前を話し合っていた姿とよく似ています。いよいよ大国の政治ゲームが始まったかと思います。しかし、北朝鮮もしぶとい。次はどんな手を打ってくるか分かりません。どちらにしても今度こそ金正日体制を崩壊させる、息の根を止める、という覚悟で臨まなくては、拉致も、日韓関係改善も益々解決から遠のいてしまう、と思うんですが。
 明朝の辻立ち7時20分山鹿、8時鹿本、後一箇所どこか探そうと思います。