大臣としての最後の地元
2021年10月03日
10月2,3日(土、日)の2日間、今の大臣として最後の地元入りをしました。土曜日の午前中に地元の事務所に入りました。事務所には高校ОBの後援会「志士の会」10人程が名簿の整理等をしていてくれていました。先輩、同級生、そして後輩久々にゆっくりと話をしました。
その後はご無沙汰している後援会の幹部の方々のお宅を訪問し、1年間のお礼等の挨拶をして回りました。夕方は私の集落の皆さんが公民館に集まり、集落の脇を流れる一級河川「白川」にかかる地元の橋の改修工事が竣工以来65年ぶりに行われることになりましたので、その説明会に出席し、併せて国政報告もさせていただきました。こちらは小学校前からの幼馴染ばかり、打ち解けてくつろぎました。故郷は良いものです。
翌日もそれぞれの地域への挨拶と報告会。個人宅に数人集まっておられました。私がこの1年間大臣として担当した「地方創生」と「少子化対策」を中心に報告しましたが、現在それぞれの地域、集落が直面している人口減少、高齢化、担い手不足と軌を一にした報告だけに、活発な質問があり、時間を超過し、次の会場に移動させようとする秘書たちをハラハラさせました。
ちょうど小・中学校の運動会が各地で行われていました。また阿蘇地域では来年の「野焼き」に向けての準備が行われていました。こちらも、少なくなった小学校児童による運動会の変わり様、また野焼きの準備も人手が足りなく、ボランティアの手を借りないと出来ないようになっている現状を目の当たりにしました。
国内問題での都市と田舎の2極化、人口減少、高齢化による、山林や田畑の荒廃などは深刻です。大規模な自然災害にも繋がります。解決には難しい問題が立ちはだかりますが、重要な課題としてこれから取り組まなくてはならない事を地元で思い知りました。