何が起こるかわからない

2006年06月28日

 昨日は集中豪雨の土砂崩れで亡くなられた方の通夜に行き、また土砂崩れの現場を見てきました。土砂崩れに巻き込まれて亡くなったのは、森林組合の職員の方でまだ36歳。小さな3人のお子さんがいらっしゃいました。真面目でこれからの林業を背負っていくような方でした。この日も安全を確認した後、森林組合が運営する製材所で働いておられたところでした。通夜には同僚をはじめ多くの方が参列され一様に優秀な若い人材の死を痛んでおられました。このような若いこれからの人材を失うのが一番心が痛みます。
 事故現場は土砂崩れと言っても、製材所の奥に高さ5-6メートルの土手のようなものが崩れただけです。約十数メートルにわたって。しかし、たったそれだけですが土砂の力は強い、製材所の何トンという機械などを押し流していました。こんな低い堤防のようなものが崩れるなんて、そして崩れた力がこんなにも強いなんて、誰も予測できません。災害というのはまさに、予想外のことが起きる。何が起きるか分からないという実態をまざまざと見せ付けてくれました。
 明朝の辻立ち、7時20分菊池、8時大津