自由競争の中の法令順守

2006年06月16日

 昨日も熊本地検に行きました。先に書いたように昨年8月30日に、私が告訴した選挙妨害罪についてです。告訴から既に10ヶ月が経っています。遅れていることについては、他の事件との絡みもあり、着手時期が遅れたとの事でお詫びがありました。しかし、これだけ司法に頼らざるを得ない、社会になってきました。検察庁も毎日大変です。私の同級生も検察庁にいますので色々話を聞きますが、綿密な調査、捜査が欠かせませんのでスピードという点についてはなかなか難しい面もあるようです。しかし、スピード性がないと怒りも収まってしまいます。
 私が何人かの方に協力を呼びかけた結果報告をしました。その後の誹謗中傷の類についても、話してきたところです。皆さんへの報告は次の「坂本てつしの、たより」で掲載させていただきます。
 福井日銀総裁は辞任を否定しました。金融は信頼性が一番。その信頼性を国民から失くした、ということだけでその責任は大きいと思うんですが・・。
 「規制緩和」「自由競争」「市場主義」。これらは今後益々進んでいきます。そのことによって社会も政治も経済も活性化すると思います。それだけに、「モラル」「マナー」「倫理観」ということが守られなくては、野放しの競争になってしまいます。これでは政治不在だし、社会は成り立ちません。
 自由な競争の中での「法令順守」こそが、社会を社会たらしめると思うんですが。その意味でも、個々人、企業の倫理観の保持はもちろん、検察、警察当局も頑張っていただきたいものです。