SNS団体とタスクフォースの発足式
2021年03月16日
16日の午後6時前から、大臣室でソーシャルメディアの代表の方たちとタスクフォース(緊急作業部隊)の発足式をしました。望まぬ孤独に悩んでいる方々にとって、SNSにつながりを持つ事は、ある時には救いの神になります。LINEやFacebook、Twitterなどで呟いたり、メル友に連絡を取ることは孤独感を和らげます。連絡する相手がいなくても切羽詰まった気持ちでいるときに相談相手などを探してくれればまた状況は変わって来ます。
そのようなケースで救われた方々が大勢いらっしゃるため、SNS・ソーシャルメディアと私たちが共に手を組んで、様々な呼びかけをし、情報提供、相談体制の充実など新たな仕組みも作ろうと、タスクフォースの立ち上げとなったものです。私からはあいさつでこの日に至るまでの経過を報告しながら、しっかりとやっていただくよう激励しました。
今後、SNSを活用してNPО間の連携も取ってもらいます。これまでの役所仕事にはなかった形式で、孤独対策はしていかなくてはデリケートな問題解決をすることはできません。
ソーシャルメディア利用環境推進機構 兼 全国SNSカウンセリング協議会の代表理事の方とセーファーインターネット協会の専務理事の方と私と3人でがっちりと手を組みました。そしてこれからの制度設計をお願いしました。
またこの日は朝から関係閣僚会議があり、孤独対策として全国で活動しているNPОに対する支援措置などがまとまり発表されました。この日の閣僚会議での取りまとめも、タスクフォースの発足も、以前に仕込んだことが今やっと形となってスタートしています。次はこれらを、孤独で悩んでいる方々に、支援の手として確実に届くよう実効性のあるものにしていかなくてはなりません。
これからが真価が問われます。