東日本大震災の悪夢を思い起こさせる地震

2021年02月14日

 昨夜(13日)午後11時過ぎでした。宿舎の寝室で、孤独・孤立社会に関する本を読んでいました。ところがジワジワと部屋が揺れだし、徐々に大きくなりました。私はこの後どうなるかと身構えて、ダイニングに移りました。やがて揺れは止まりましたが結構な時間揺れていました。私の部屋は宿舎の3階です。宿舎は28階までありますので、高層階の方々は怖かったと思います。

 すぐにテレビをつけると、三陸海岸沖を震源とする地震で、福島県郡山市などで震度6強、宮城県など東北一円で震度5以上という報道が流れていました。東京も震度4でした。あの東日本大震災から10年、やがて3・11の日を迎えようとしている時の大規模な地震です。全国の多くの方々が、あの恐怖が再び来るのか、と不安に駆られたと思います。
 幸いに津波は起きず、死者は出ていないようですが、今朝のニュースではけが人や停電、土砂崩れなどかなりの被害が出ていました。

 関係閣僚会議が開かれるという事で、待機をしていましたが関係の5大臣ほどという事で官邸には向かいませんでした。

 地震は我が国の宿命です。なんでこんなに頻発するのか、とイラ立ってみてもこれは仕方ありません。私たちが出来ることは、いかに被害を最小化するか、そしてその後の避難などをスムーズに行うか、いたずらに混乱することなく整然と行動して社会の日常的活動を取り戻すか、です。

 コロナ禍で非日常的な生活になっています。精神的にも皆がくたびれている時ですが、このような時こそしっかりした気持ちを持ち、あくまでも困難を一つ一つ乗り切っていくという強い決意が必要です。
 平常心の中にも確固とした気持ちを持ち対処して行きます。