予算委員会、野党が退席、一時中断

2021年02月08日

本日(8日)も衆議院予算委員会の基本的質疑でした。最初に与党から3人、その後8人の野党議員が質疑に立ちました。途中まで順調に進みましたが、野党5人目の質疑の時、答弁に立った総務省の役人の答弁が同じことの繰り返しで誠意がないとして、日本維新の会を除く野党が一斉に退席しました。質疑者も退席したために、一時中断です。

 中断して1時間半ほど経った時に与党の理事と野党の理事で話がついたらしく、委員会再開となりました。その間は、私たちは、椅子に座って、ただただ待つことになります。
 予算委員会ではよくあることで、私が筆頭理事をしていた時も2回ほど中断したことがあります。私の時はNHK放映があっていましたので、その間は海の風景が流れていたそうです。今日は、テレビ放映はありませんでした。

 再開は1時間半遅れです。答弁が少し野党にとっては前向きになりました。答弁内容で手が打たれたのだと思います。

 当初の予定では午後5時には終了でしたが、終わったのは6時半でした。

 この日の中断が偶発的なものだったか、計画的なものだったのかはわかりません。ただ、答弁が少し変わって、委員長が「公平な委員会運営に努めます」と発言されましたので、そこも「手打ち」の条件の一つだったのだろうと思います。

 予算委員会は衆参両院でまだまだ続きます。今後このようなことがないように祈りたいものですが、そこは生き物の委員会、何が起きるかわかりません。質疑を聴き、また誠実な答弁に努めるだけです。