谷間一日、質問のレクチャーと今後の課題を議論
2021年01月19日
昨日は総理の施政方針演説、そして代表質問は明日からですので今日19日は谷間の一日です。その合間を利用して委員会で予想される野党の質問に対してのレクチャーを受けました。
今国会には私の担当分野では、児童手当法、子ども・子育て支援法などの改正法案を提出します。子ども・子育て支援法では、待機児童解消のための財源の対応や子育て支援に積極的に取り組む企業への助成措置の創設などを盛り込みます。児童手当法改正案は年収1200万円以上の収入の方がおられる家庭はこれまで支給されていた月額5000円の「特例給付」がカットされますので様々な意見も出て来そうです。役所の方々と今後の児童手当、将来の子ども・子育ての在り方などについてじっくりと議論しました。
一方で、昨年の結婚件数がかなり減少しているようです。少子化対策としてはこちらも心配になります。また、コロナ感染の影響で子供の貧困についても様々な変化と深刻さが増している、という事も聴きました。
子供に関して取り組むべき課題は数多くあります。いまこの時期だからこそ、様々な問題を掘り起こし、少しでも社会全体で育てる環境をつくって行かなくてはなりません。早急に結果が出る分野ではないだけに、一旦対応が遅れると今後、国家として取り返しのつかないことになります。
その課題は与野党共有しています。財源の確保と優先順位、本当に必要な子供たちに手が届くような仕組みづくり、などを今国会を通しても考えていきます。