第1回地方創生テレワーク推進に向けた検討会議
2020年12月10日
9日午後4時から、地方創生を実現させるためにテレワークをいかに使っていくかという「地方創生テレワーク推進に向けた検討会議」の第1回会議が霞が関でありました。
私が主催するもので、会議参加の有識者構成員は14人。増田寛也・東大公共政策大学院客員教授に座長に就いて戴き、この日は13人が参加されました。北海道から三重、和歌山、淡路島など全国をつないでのオンライン会議でした。
最初に3人のテレワークや移住に関する事業を運営し自ら実践されている方や大学の先生がプレゼンテーションを行い、その後、有識者の方々がそれぞれの立場から、現在のテレワーク活用や今後の課題、新たな働き方や企業の在り方、などについて意見を述べられました。
画像や音声も鮮明で、背景の風景なども映し出され、リアルの会議以上に盛り上がりました。
新型コロナウイルスの感染拡大を機に、全国でテレワーク体験者が3割以上になり、また企業でもテレワークを駆使して、いつでもどこでも働いて良い、という会社も出て来ました。このような趨勢を、コロナによる一過性のものに終わらせるのではなく、これからの働き方や企業の在り方の変化につなげ、それが地方創生に結びつくようにと企画したものです。
最初に私がその趣旨をあいさつし、最後に感想も述べさせてもらいました。午後4時から始まった会議は、大変楽しく、変化に富み、斬新な取り組みも紹介され、終わったのは午後6時、あっという間の2時間でした。
今後テレワークは確実に職場や生活の中に大きな位置を占めて来る、と確信しました。今般の総合経済対策においても「地方創生テレワーク交付金」はしっかり盛り込まれています。今後有効に使いながら、あらたな地方創生のツールにしていきます。