やはり選挙

2006年04月24日

 衆議院千葉七区の補欠選挙で、民主党候補が当選しました。つい二週間前までは、自民候補者の楽勝と言われていただけに、世論は怖いなあ、と思います。小沢民主党代表へのご祝儀、また、小泉改革のひずみ部分への警鐘、などさまざまな分析があると思いますが、結果は結果、謙虚に受け止めなくてはならないと思います。それにしても世論は怖い。昨年の選挙と言い、今回の補欠選挙といい、どちらにぶれるか分からない、と感じました。今は、こうして自民対民主の争いの中で世論が動いているから、良いようなものですが、これが、日本を取り巻く国際紛争を争点として争うようになった時、やはり、ナショナリズムが台頭してきて、果たして正常な判断が出来るだろうかと言う心配も、出てきます。
 例えば、竹島や尖閣諸島を巡る、国の選択が選挙の争点になったとき、国民はどうやって情報を取れるのか、そして、一人の有権者としてどこまで判断が出来るのか、難しい問題です。
 しかし、基本は国の進路を最終的に決定するのは、日常の生活感覚、そして、家庭を考え、子供たちの将来を考えての賢明で、慎重な大人たちの判断と思もいます。それを尊重する政治の判断です。マスコミは大切ですが、やはり自分の皮膚感覚と日常の奥深い思考が重要になってくると思います。
 また、地方の市町村長選挙、議員選挙も活発です。住民の判断も、自分ところの市長や議員を選ぶときと、国政選挙での選択と、多様な情報と考えを要求されることになります。民主主義は大変です。しかし、選挙で平和裏に、政治を選択すると言うのがベストの方法。選挙は選ぶほうも選ばれるほうも大切にしたいもの。
 私のほうは、地道に日常活動をしっかりとやっていきます。賢明な有権者の方は必ず理解してもらえると確信して。
 明日の辻立ち7時20分西合志、8時合志JT交差点。