閉会中審査の委員会

2019年10月02日

 臨時国会は4日からですが、閉会中に委員会の開催が必要と認められるときは「閉会中審査」と言って、委員長が委員会を招集します。昨日は「閉中審査」として衆議院災害対策特別委員会が開かれました。既に新しい特別委員長は内定していますがあくまで、前国会の委員長とメンバーによる委員会開催です。私も委員ですので出席しました。
 議題は、千葉県を襲い、多くの被害をもたらした台風15号に関するものです。野党からは「なぜ関係閣僚会議や閣議を開いて台風に備えなかったのか」「内閣改造を延期してでも台風に備えるべきではなかったのか」などの質問が政府に対して出されました。
 しかし、今回の台風は千葉県が台風に慣れていなかったことや、最初に倒木があり電源がすべて切れてしまい、情報が集められなかったこと、東京電力が停電の回復を甘く見て2-3日中には回復という情報を流し、結果として2週間停電が続いた地域もあった、等いくつかの事案が重なり、被害者の方々にお多大な迷惑をかけたことは事実ですが、それを政府の責任と言えるかどうかは、与野党立場の違いです。
 これらを論議しながら、昨日は今後の対策について委員会としての決議をしました。今後の政策や予算に生かされることになると思います。
 委員会の審議に参加しながら、委員会でこれだけの意見が出るのだから、予算委員会になるとなかなか大変だなあ、という印象を受けました。
 明後日から国会開会、その後代表質問を経て予算委員会です。いやがうえにも緊張が高まります。