全国農業委員会の会長大会

2019年05月28日

 昨日は東京文京区のシビックホールで「全国農業委員会会長大会」が開かれ全国47都道府県の各市町村の農業委員会の会長さんが集まられ、今後の農業問題や農地に対する課題などについて話し合われました。その後熊本県は霞が関のビルで県選出国会議員と意見交換会を行い、夜は霞が関ビルの35階で懇親会を開きました。
 農業委員は、全国の農地を守るために設けられているもので、農地を他の用途に転用したり、開発行為をしたりする際に、優良な農地が乱開発をされたりしないように意見具申したり許認可を審議する機関であると同時に、農業全体についても意見を述べる農業関係では大切な組織です。
 このため、意見交換会では現在の農業情勢や国の農業政策に対して鋭い意見が出され、私たちも現場の声として教えられることが数多くありました。
 夜は懇親会でしたが、こちらは皆さん農業の現場を踏んでいる方ばかりですので飲み方も豪快です。県下各農業委員会の会長さんとすっかり打ち解けて本音で話すことが出来ました。意見交換会の時より、お互いにずばずば言い合いました。やはりお酒の力というのは大切なものです。
 現在トランプ大統領が来日中でもありますが、農業問題は日米物品交渉や後継者問題、中山間地農業や耕作放棄地、所有者不明・相続未登記農地の急増、またイノシシやシカの鳥獣被害の深刻さ、など抱える問題は数多くあります。
 改めて、地方における農業の大切さと農業問題に取り組まなくてはならない使命感を教えられました。