統計問題以上に重要な問題があるのだが・・

2019年02月08日

 今日から、衆議院予算委員会が再開されます。今日からの審議はいよいよ31年度総予算を審議するものです。今週初めの補正予算審議では、予算の問題より統計問題が取り上げられ、野党は「不適切な統計で、アベノミクスは偽装されていた」というロジックを作り上げて与党安倍政権のダメージを狙いましたが、今日からの委員会も統計問題一色になりそうです。
 しかし、今我が国にとって本当に重要な問題は統計問題だけではありません。ロシアとの北方4島返還交渉、日韓問題、米中問題から派生する日本経済への影響、同じく英国がEUから合意なき離脱をした場合の日本企業への影響、国内では年々増加する児童虐待がなぜこんなにも頻発するのか、豚コレラの蔓延を防ぐにはどうしたらよいのか、野菜の下落による農家の窮状、日本経済はどこに向かおうとしているのか、IT産業の現状はどうなのか、などなど、数え上げたらきりがありません。
 目の前の目立った問題だけに気を取られていると思わぬ落とし穴が我が国にあることも忘れてはいけません。今日は自民党の5人が質問に立ちますが、質問者にはこれら問題に対しての問題提起も要求したところです。