故北川知克衆議院議員のお別れ会

2019年01月25日

 昨日は大阪府寝屋川市の寝屋川市民会館で昨年12月26日、67歳の若さで亡くなられた、同僚議員の一人である故北川知克議員のお別れ会に出席しました。
 後援会の皆さん、兄である寝屋川市長をはじめとする近隣首長、そして国会からは大島衆議院議長や北川さんが所属していた麻生派の麻生太郎副総理ら国会議員多数が参列しました。
 父上が環境庁長官だったということもあって、これまで環境行政に力を入れ、環境省の政務官、副大臣、環境委員長などを務められました。がんの病は3年位前から分かっていたそうで、病を抱えながらの選挙や政治活動だったことを初めて知りました。次の環境大臣という呼び声が高かっただけに、志半ばで逝去されたことは無念だったと思います。
 また短歌をつくるのが趣味で、毎年、「歌会始め」には応募されていたということも初めて知らされ、文人肌であった、と改めて思いました。
 北川さんとは「パッ中会」という会をつくって2・3か月に1回くらいの頻度で飲み会をしていました。「パッ中会」というのは「パッとしない中堅議員の会」という自虐的な会です。名づけ親は元文部科学大臣の松野博一議員。会長が私、会員は6人ほどの厳選された議員です。会員の資格は➀地方出身であること➁見てくれもあまりさえないこと➂東大を出ていないこと➃大臣になろうと思わないこと、などです。
 永田町の面々の性格を皮肉ったような会で、庶民感覚を忘れないように安い居酒屋がいつもの会合の場所でした。発足して既に5年くらいたちますが、いつのまにか、2人のメンバーが大臣になりましたので、➃の資格は「自ら進んでなろうとは思わないこと」と修正しています。
 昨日のお別れ会にもメンバーは出席し、東京に帰って、北川さん行きつけの新橋のおでん屋さんで精進揚げをしました。  合掌