初めての東京正月

2018年12月31日

 平成30年も平成最後の大晦日を迎えました。例年なら、まだ地元の行事で忙しいのですが、今年は昨日上京して来ました。というのも元旦に皇居で催される、天皇皇后両陛下の国会議員に対する「新年祝賀の儀」に出席するためです。毎年行われているのですが、やはり選挙優先で地元の行事に出席し、有権者の方々と新年のあいさつを交わすことを第一にして来ました。しかし今年は平成最期の新年であり、平成天皇への祝賀の儀はこれが最後ということもあって、今年は皇居に参内することにしました。
 明日、午前11時から30分間、皇居内で国会議員に対して天皇陛下が新年のお言葉を述べられることになっています。
 地元の行事は例年、3日吉神社への初参拝と朝起き会の元朝式でしたが、昨日のうちにそれぞれに参加し、一足早い納の参拝もしてきました。今日は晴れた東京を久々にゆっくり走るつもりです。
 今年もいろいろとお世話になりました。災害が多く、外交も様々な出来事があり、来年に向けての不安材料も明るい材料も色々とある中ですが、一つ一つ、毎日毎日を大切に考え、処理し、過ごしていきます。
 来年の国会召集は1月の下旬です。早速衆議院予算委員会の日程決めで野党との火花が散ることになります。来年の通常国会の運営を左右する予算委員会ですので理事として責任重大です。
 さらに責任が重くなるのは、自民党の情報通信戦略調査会の幹事長としての仕事です。来年からいよいよ5Gという大容量・高速の通信が始まることになります。携帯電話に新たな企業も参入してきます。NHKによる動画の同時常時配信も予定されています。このため電波法や放送法の改正が予定されています。情報通信関連は常に進化し続けています。国内だけでなく、海外との競争ですし、それは国家の安全保障にもかかわってきます。中国情報関連企業「ファーウエイ」の経理責任者がカナダで、アメリカの指令により逮捕されたように既に、情報通信技術を巡って世界的な競争と紛争が起きています。その中の日本情報産業をどう強くしていくか、などを自民党の情報通信戦略調査会の中で論議して行かなくてはなりません。勉強もしていかなくてはついていけません。責任重大です。
 一方でTPPが発行しました。EUとにEPAもやがてスタートします。アメリカとの貿易交渉TAGはさらに厄介な問題で、いずれも日本の農業に大きな脅威を与えます。その一方で日本農業も揺るぎのない経営体質にしていかなくてはなりません。こちらも責任重大です。
 都市と地方の格差も大問題です。東京はあまりにも肥大化し過ぎています。この状態を地方分散型にもっていくことは至難の業ですが、何としても進めして行かなくては東京、地方双方にとってマイナスです。
  大きないくつかの責務を背負いながら、皆さんの意見を聴きながら走って参ります。全力投球あるのみです。
 来年もよろしくご指導をお願いいたします。よいお年をお迎えください。