沈滞

2006年03月23日

 民主党は早く何とかしないと、日本全体の政治がおかしくなります。今の国会を見て下さい。本来なら、新しい年度を迎えるころ、予算も、外交も、沖縄の米軍基地問題も、今こそ国会で連日白熱の論戦を展開していなければならない時期です。しかし、メール問題の釈明など、国の政治には関係ない、個人、党の問題で時間を費やしています。無駄です。日本の政治がだめになります。国有資産の売却で、自民党対官庁の戦いになっていること自体がおかしい。政党政治は死んでしまったのか。
 メール問題が起きたときに書いたつもりです。もしこれが偽物なら大変なこと。民主党は党首を政治家でない民間人に代えて出直すべきである、と。しかし、まだ誰も本当の責任を取ろうとしていない。民主党だけの問題でない。日本の政治の危機なんです。歯がゆい限りです。
 昨日、後援会の会合をしました。そのとき言いました。これからの政治の役割は「効率化、市場化が進む中で、効率化できないもの、市場化に乗れない産業、そして競争に参加できないもの、また落ちこぼれたものをいかに救っていくかであると思います。特に、地方にはそのような問題が山積している」と。
 会場でもあるお母さんが「息子がいまだに派遣社員。新卒の時つまづいたばかりに、もう、立ち上がれない。本人の努力の問題もあるけど、日本はこんな国ではなかったはずです」と言われました。返す言葉もありませんでした。
 雇用、教育、年金、医療、外交など本当に問題山積。いいかげんに、メール問題などで時間を取るなっ。
 辻立ち10分の繰上げが難しい。今日も現場に10分遅れで到着。朝10分早く出ることがこんなに大変とは。今夜天草泊まりですので、明日の辻立ちは休みます。