日本らしさ
2006年03月22日
ワールドベースボール・クラッシクで日本が優勝しました。昨夜からのテレビ新聞の報道は、もうこの辺で良いだろう、と思うくらい過剰報道気味です。しかし、冬季オリンピックや経済問題、外交問題で日本人がイライラしていた時期でもあります。まあこのくらいいいか、というところです。しかしこの喜びも早く切り上げて、次の問題に移っていくべきです。目の前には山のように問題が山積しているのですから。
しかしテレビ報道の中でキューバの人が言っていたことが印象に残りました。
「日本人の野球は、スズキのオートバイのように走り、忍者のように滑り込む」という事です。野球は力強さも必要、小技だけでは勝ちません。日本のプロ野球に外人の大砲が欠かせないのもこのためです。しかし、やはり、日本にしか出来ないものを持っていなければ外国勢には勝てないというのも事実です。バント、盗塁、セイフティースクイズなどまた、絶妙のコントロールもそうです。
それは野球だけでなく政治にもあてはまります。対中国、韓国、アメリカ、ロシヤなど、力だけでなく、また逃げの小技だけでなく、さまざまなものを組み合わせながらやっていくべきです。いまは、どうも一辺倒になっているようで。また、経済だけでなく地域社会の仕組みもそうです。先に書いた、自治区などはまさに日本が世界に誇る組織と思います。大胆かつ細心に、大技小技を取り合わせ、小が大を飲む。小さな国日本が大きな存在でいるためには、まだまだ使わなくてはならない、力、技、頭脳が残されています。
明日の辻立ち7時20分植木町