外国人留学生の就職促進を
2018年09月27日
昨日は外国人留学生の就職を促進するための議員連盟の会合がありました。外国人留学生で卒業時に日本国内に就職を希望するの人は6割おられますが実際に就職できるのは3割です。試験が難しかったり、在留許可の申請が複雑すぎることなどで、なかなか就職ができないのが現状ということで、私立大学や短期大学、専門学校から、もう少し在留条件の緩和をして欲しいなどの要望が出ています。
昨日はそれぞれの学校関係者も出席して、要望を聴き、意見交換をしました。
人手不足の折、せっかく日本で勉強した高度な人材をみすみす帰国させる手はありません。これからの我が国のためにもどんどん取り込むべきです。
しかし、一方で「日本語学校に留学させるという触れ込みで、現地で借金までさせて、日本に来ればほとんどアルバイトを転々として、問題を起こしているケースが増えている。何でもかんでも就職させればいいというものではない。その辺の歯止めはきちんとすべきだ」という意見も出ました。
今や、外国人労働者なしではやっていけない日本になっています。国家のためには、より優秀な外国人を育てて日本のために働いてもらう。そして出来ればいずれ帰化してもらう、のが一番なのですが。