北朝鮮問題にどう取り組む
2018年06月22日
昨日は「日朝国交正常化推進議員連盟」が開催されました。与野党超党派の議員連盟で、すべての党派が参加しました。
ゲストスピーチをしたのは、小泉訪朝の時の立役者である、当時の外務省の田中均氏と朝鮮日報の東京支局長です。二人の講演はなかなか聴きごたえのあるものでした。田中氏は冷静に日朝関係と当時のピョンヤン宣言を分析しながら、今後日本がとるべき方向性を示唆してくれました。朝鮮日報の支局長はまさに北朝鮮の代表として出席されて、北朝鮮の言い分を述べられました。日本が「拉致」だけにこだわれば日朝国交正常化と日朝の未来は訪れない、という論調でした。
今後、日朝首脳会談がこの秋にも予定されようとしています。我が国にとっては重要な時期を迎えます。日朝問題は、核、拉致、ミサイルと戦後の区切りも含め様々な問題が横たわっています。しかも中国、韓国も大きくこれに絡んできます。外交的には最も重要な課題で、失敗すれば各国からの信頼も失いかねません。今後目が離せない問題ですので、しっかり取り組んでいきます。